続・ラジオへのメールの書き方

      2016/07/03

まさかの、「ラジオへのメールの書き方」の続編です。
A&Gなどのアニラジ・声優ラジオにメールを送ろうと考えているそこのあなた、ぜひ参考にしてみてください。

 

~登場人物~
 

ガチくん:ゆとり最終世代の男の子だよ。声優さんのラジオを聴くのが趣味だとクラスのみんなに言ったら陰キャラ扱いされたという裏設定があるけど、特に使わないよ。
 

 
ガチおじさん:自称「伝説のメール職人」。ガチくんと血縁関係はないよ。だから髪の毛は遺伝しないよ。絶対に遺伝しないよ。本当に遺伝しないけど、髪の毛がなくても人生生きていけるよ。

 

 

◆感想メールを書こう

 

 


髪の毛がなくてよかったこと、その449!
お風呂の排水溝が詰まらない!

 

 

髪の毛がなくてよかったこと、その450!
雪が積もると美しいゲレンデと化す!

 

 

ガチおじさ~~~ん!

 

 

髪の毛がなくてよかったこと、その451!
激しい運動控えろよ!とか言うと笑いが取れる!カツラも取れる!

 

 

ハゲおじさ~~~~~ん!

 

 

誰がハゲだハゲ殺すぞハゲ!
クズクズボケカスハゲバーカうんこ!

 

 


伝説のメール職人のわりにボキャブラリー貧弱だね・・・。

 

 


何の用だい?おじさんは今忙しいんだ。

 

 


そうそう、おじさんにメールの書き方を聞いて、ちゃんと送ろうかと思ったんだけど、
なかなか何に送ればいいのか分からなくて。

 

 


なるほど、要領は分かってもいざ実践となると何も分からなくなるゆとりの典型だね。
そういうやつは初めて彼女とホテルに行ったとしても勃たないよ。
どんなにAVで勉強しても、実際は全く違うからね。

 

 


(うぜえ・・・)

 

 


そんなゆとりの君にオススメしたいのが、「感想メール」さ。
アニメやイベント、ラジオなんかの感想を書いて送るメールだね。

 

 


どうして感想メールなの?

 

 


メールを書くきっかけとしては、感想メールが一番無難な入り方だからさ。
アニメを見たら、その感想を送ればいいし、イベントに参加したら、その感想を送ればいい。

 

 


でも僕、読書感想文とか苦手だったしなー・・・。
うまくかける自信がないよ。

 

 


ラジオへのお便りを学校に強制的に書かされる読書感想文と一緒にするんじゃないよ!!
君は、羅生門の老婆に萌えるのかい!?あのババア、髪を抜くだなんてとんでもないぞババア!

 

 


お、落ち着いてよ・・・!

 

 


感想メールは何事にも縛られることなく、自分の気持ちを素直に表現できる最高の場なんだ。
声優さんに感謝することはあっても、老婆に感謝を伝えたいなんて気持ち、おじさんにはないね!

 

 


◆感想メールのコツ

 

 


じゃあ具体的にどう書けばいいの。

 

 


以前、メールの長さの話をしたね。
短ければ読まれやすいが、長ければ自分の味を出せると。
感想メールでは、自分の味を出すことを最優先にすべきだと、おじさんは思うのさ。

 

 


自分の言いたいことを、ありのままに送るべきだからだよね?

 

 


その通り。
イベントに参加した!ああ、楽しかった!という気持ちを前面に押し出すものを、3行なんかに削ったらもったいないだろう?

 

 


よし、じゃあ書いてみるぞ!

 

 


 

 


なんだこれは。

 

 


え?ダメ?自信あったんだけどなぁ。

 

 


このメールで自信持てる君のメンタルすごいよ。
小学生の作文じゃないんだからさ。
おじさんも書いてみようか。

 

 


 

 


うわ!なんだか全然違うね!

 

 


そうだろう。
ガチくんのは、出来事を羅列しただけで、自分の気持ちがほとんど見えてきていないんだ。

 

 


一方のおじさんのは、出来事を書きつつ、それについての自分の気持ちをさまざまな形で表現している。
「うれしかった」という表現を2回使うより、1つは「天に昇る気持ち」など、少し言葉を変えて、表現が重複しないようにしよう。

 

 


表現に関しては、「まるで女王様」など、比喩表現も使うとメールを豊かにするよ。
それと、「お疲れ様でした」などの声優さんをねぎらう言葉も使うと、文がスムーズになるね。
あとは、ネガティブな言葉より、ポジティブな言葉をたくさん入れてあげるといいかな。

 

 


なるほどなぁ。
というか、なんだよこのイベント。

 

 


君が書いたんだよ!?

 

 


次に、これを見てごらん。

 

 

 

 


これは実際に、「あおい・さおりの新番組」で採用されたメールだ。
何か気づくことはあるかい?

 

 


意外と、普通だね。

 

 


分かってない、分かってないね、チミ。
このメールにはね、イベントで起きたことが一つしか書かれていないのさ。

 

 


本当だ。でもそれだと、内容が薄くならない?

 

 


別に、何もかも濃く書く必要もないさ。
一番印象に残った部分を抜き出して、それについて語るのは、感想メールでよく見られる。

 

 


出来事を1~10まで並べるより、一つに絞って感想が書かれているほうが、採用する側も選びやすいからね。
何人かの感想メールを紹介するときに、たくさんの出来事が長々と羅列されていたら、パーソナリティさんが拾いながらトークできないだろう?

 

 


ははーん!なら、短く簡潔に書こうかな!

 

 


君は単純だね・・・。
たとえば、長く書いてても作家さんが抜き出して紹介してくれることもあるし、無理に短くしようと意識する必要もないよ。
むしろ、自分の伝えたいことを優先するべきなんだ。長くなっても、全然問題はない。

 

 


おっけー、わかったよ!
他に、何かある?

 

 


そうだね、今までイベントの感想について書いてきたけど、もちろん、ラジオの感想や、アニメの感想も書けるね。
前回放送聴きました!とか、ゲスト回聴きました!とか、感想は手軽に送れるから、どんどん送ってみよう。

 

 


ただし、アニメなんかに関してはネタバレを書きすぎると読まれない場合もあるし、どういう感想が読まれるかは番組ごとに違うから、しっかりと放送を聴いて確認しておこう。

 

 


よーし、自信わいてきたよ!ありがとう、おじさん!

 

 


メールを通して、君の気持ちを、たくさんパーソナリティさんに伝えられるといいね。

 

 


あ、ところでおじさん、おじさんは最近どんな感想メールを送ったの?

 

 


え、いや、またか、それは内緒にしておきたいな。

 

 


ってか、パソコン持ってんじゃん!もーらい!

 

 


や、やめろ!またかこのうんこたれクソガキ!!

 

 


どれどれ・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


天丼じゃねーか!

 

 

さあ、みんなも今すぐ、ラジオにメールを送ろう!




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